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珍客

まずは、忌野清志郎さんの訃報の話題から。
 
一昨日の夜、ネットのニュース記事で知り、びっくりしました。
 
別に熱狂的なファンでもなく、持っているのは以前友人から借りてMDに録音しておいたRCサクセションのベストぐらいのリスナーだったのですが、…それでも驚き、ショックでした。
自分でもちょっと意外なくらいに。

それだけ世の中にとって大きな存在だったということでしょうね。

昨日は知り合いがわざわざこんな(⇒)ポストカードを作って陶器市の中を配って歩いてました。
 
心からのご冥福をお祈りいたします。









で、ここから今日の話。

75fb3cd5.jpg
























なんだか個展会場に毎日ツバメがやってくる。

多いときで3羽ほど。

それだけ聞いているとなにやらほのぼのした話ではあり、お客さんやそのお子様は「あっ、ツバメだ!!」なんて指差してよろこんでいますが…。

結構、いや、かなり迷惑(怒)。

室内を激しく飛び回り、ほこりを撒き散らすわ、お客さんがいる中を低空飛行ですり抜けるわで大変です。なかでもいちばん厄介なのが、糞。

奇跡的にも作品にはまだ当たってませんが、ギャラリースタッフと一緒に毎日ハラハラしてますわ。

ギャラリーの扉が結構重厚な上、大通りに面しているため、お客さんが入りづらくなるという理由で開店中は基本的に扉は開けています。
すると一日中出たり入ったり。
けして迷い込んできたわけではなく、自分らの意思で出入りしてらっしゃる。

おそらくは時期的に巣作りの下見かと。
これは会場に来ていたお客さんの意見。

ツバメさんよ。
軒下あたりじゃ駄目ですかい?

 
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折り返し。


早いもので、益子の春の陶器市ももう折り返し。
…っていっても後4日もありますけどね。

同時に私の個展も後4日。
毎日大勢の方々に見ていただき感謝感謝です。

今回の個展では先日も書いたとおり、ギャラリーの場所が非常に良いところにあるので、たくさんの同業者の先輩の方々や、以前からのギャラリーのお客様達にも見ていただき、厳しくもとても良いアドバイスをいただいています。

いや、けしてへりくだって言ってるわけじゃなく、本当に勉強になってます。

ここのギャラリーをひいきにしてくださっているお客様の中にはけっこう特殊な職業のエキスパートの方が多いらしく(まあ、なぜそういうお客様が多いか、とかは説明すると長いので省略)、先日も展示の仕方、照明の使い方などいろいろとアドバイスをいただきました。

聞いてて「なるほどなぁ」と思うことが多かったので、会期中あちこち展示をいじりまくってます。
こんなに始ってから展示を動かしたのは始めてかも(笑)。
しかも地味ぃ~なところをちまちま直してる。
始まりの頃と最終日の写真で間違い探しができるぞ、きっと(笑)。

展示の仕方、空間の演出だって大事な仕事。そしてその空間そのものも作品。
いくらものが良くたって、見せ方が悪けりゃ生きてきませんものね。
そういった知識、技術はこの先もどんどん意識的に吸収して生かしていきたいものです。

IMG_2780_R.JPGそして、いまさらながら告知。

回の陶器市では自分の個展以外にもイベントテントを数人で管理しています。

陶芸メッセ益子 遺跡広場 内に出展している


「CLAY MESSAGE FOR THE FUTURE 未来を紡ぐ土の交感2009」交流テント

このタイトル、どっかで見たことが…と思った人、正解。
私のプロフィールの中に書かれていますね。

2008年行われた同名のイベントの続編として今年度の秋に開催を計画しています。
内容としては韓国の若手陶芸家を招待して、ワークショップやらなにやらいろいろやります。

そもそもこのイベントは
EAST & WEST CLAY WORKS」という1999年から続けられている国際的な陶芸イベントが昨年益子で開催された折にその一環として益子と韓国の若手陶芸家との間で行われた交流展です。

それをなんとか続けていこう、ということで実行委員会が発足、今年の春の陶器市で資金調達とイベント広報のために企画に賛同してくれる作家さんたちから寄付の作品を募り、このテントで販売しています。

自分も実行委員会のメンバーなので昨日、一昨日の平日は、当番でこちらの店番をしとりました。
まあ、本企画も含め、詳しくはまたいずれ話すとして、企画の運営、立ち上げってほんとに難しい。
向き不向きもあるしね。
こちらも先輩の作家の方々にアドバイスをいただきながらすすめています。

どうぞ、こちらのテントにも遊びに来てくださいね。
かなりお安くなっていますよ。

実は、もう一本、別のイベントの立ち上げの初期メンバーとして動いている話があるのですが、いつ開催の、どんなイベントなのかはまだ内緒。

もう少し話がまとまってきたらお伝えしますね。

てなわけで何かと学ぶことの多い今回の春の陶器市・個展。IMG_2785_R.JPG

後4日。

どーか晴れ続けますように。



 












B.G.M

ライフワーク的に作り続けている陶スピーカー。

当然個展でスピーカーを出品しているときはデモンストレーションのために音楽を流しています。

たいていはボーカルの入らない静かめな楽曲を家のCD棚からごっそり持ってきてとっかえひっかえして流しているのですが、
これが結構面白いもので、おのずとそのときの展示テーマや会場の雰囲気にしっくりくるものが自然と浮き上がってきてエンドレスに流れることになります。

そしてその楽曲はのちのち聞くたびにその時の展示の記憶といつもリンクするようになる。

いいんだか悪いんだか微妙ですけどね。

今回はね、S.E.N.S の vol.EARTH というアルバム。

とくに 「Asian Blue」~「Tin Field」あたりの流れがちょっと「和」な感じで会場の雰囲気にあっている気がします。


気になる方は聞いてみてください。

もしくは会場まで(笑)。


ジブンノカタチ

仕事をしていると、出来上がったものにどうしたって自分の特徴みたいなものが出てきます。

自分で気が付くこともあれば、人に指摘されることもあるのですが、

時にそれは見ていて疎ましくもあり、愛おしくもあります。


「自分らしさ」

そこに近づいたり、遠ざけたり。

先日は遠ざけたつもりだったのが、やはり仕上げてみたら自分の形になっていました。

「う~ん、やっぱ俺の形だ・・・」

みたいな。

良いとか悪いとかじゃないんですけどね。

秋田時代の師匠がよく「自分の線」という言葉を使っていたのをよく憶えています。

「自分の線を出す」

「自分の線を見つける」

頭で理解していた言葉が自分で仕事をするようになってようやく感覚で分かるようになってきました。

自分の形を求めて制作しているのだけれど、さらにそこに他人と共有できる良い形を見いだせるバランス。

しおらしくも、まだまだ。

先は長い。








久々に

磁器土を使って仕事をしました。

独立する前は割りとなんでもやってたので、磁器土なんかも使っていろいろ作って遊んでたんだけど、まともに仕事で使うのはほんと、久しぶり。

普段使ってる荒い土とは、当たり前だけど、やっぱ感覚が違うわね。

実に抽象的な言い方で申し訳ないが、作るにあたって、無茶がきかねぇ。気が抜けねぇ。
この辺は感覚的なものだから触れたことのない方には分かりづらいかと思いますが。

まあ、普段使い慣れてない土だから当たり前ですけどね。

今回、個展用に新たに作る作品の一部に磁器をパーツとして組み込もうと思いまして、急遽用意した次第で。

具体的なテストすらしている時間なし。ぶっつけ本番。

どこにどんな風に使うかは・・・お楽しみに。
うまく出来上がれば、ですが。

ちなみに写真に写ってるのは、手慣らしを兼ねてつくったテストピース。

めったに使わない素材だから、ここぞとばかりに釉薬のテスト用に作っておきました。
最初はちょっと戸惑ったけど、やっぱどんな土も数作ってりゃ、それなりに手が対応してくるもんですよ。力の入れ方、抜き方、少しずつ感じ取って慣れていける。

ちょっと面白くなってきて、欲が出てくる頃には、土が無くなっちゃうんですよねぇ。
ま、また機会があればいろいろ試しましょう。

最後に、侍JAPAN、WBC連覇おめでとー。

なんだかんだ言って、昨日は気になって、途中からだけど、がっつり観ちゃった。

いい試合でした。ほんとに。

久々のいいニュース。

元気もらいました。選手の皆さん、感動をありがとー。


 




 

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プロフィール

HN:
Kuri
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1976/02/26
職業:
陶芸作家
趣味:
音楽鑑賞 映画 喫茶 読書 写真 仕事 などなど

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