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読本情報

「利休にたずねよ」
     山本兼一

これ、出た当初からずっと読みたくて。

前回の個展が終わった後、即買いました。

言うまでも無く千利休のお話。

茶の湯を通して利休が求め続けた”美”とはなんなのか?

利休が切腹する直前から始り、時間を巻き戻しながら語られてゆく利休の生き方。ものの見方。

まあ、あくまでこれは作者の解釈としてなのだろうけど、

とにかくなかなか読みごたえがございました。


いろいろ書こうかなって思ったけど、書けば書くほどうまく伝わんないような気がするのでやめときます。

ただ、利休についてはもっといろいろ知りたくなりました。

そしてお茶も少しは勉強してみようかな。

これは前から思っていたことだけど。

別にやきもの作ってるなら、お茶ぐらい知らなけりゃ、みたいな変な強迫観念や、お約束事的なノリではなく、

これは単純な興味。

もちろん、この仕事をしていく上で、知ってて得なことであるのは間違いないですが。


一杯のお茶を飲むということを通して得られるもの、与えられるもの。

それは表面的な形式美だけではない、お茶の世界の深さなのだと思います。

まあ、なんも知らないのにえらそうなことは言えないですがね。

ただ、単純に物を作るということや、食、世の中のメディア、舞台美術、演出、そんなあらゆる表現のエッセンスを凝縮していってたどりつくもの。

茶の湯ってそんなものの一つになるのではないか、なんて分からないなりにかってに考えてしましました。


この本自体はそんなに小難しいものではないです。

普通にお話なので割りとすんなり読めますよ。

もし良かったら読んでみてください。


そういえば、今日、用事で出かけたついでに、本屋でとある文庫本を上・下巻セットで買ってきたのですが、

帰ってきて袋から出してきてびっくり。

なんと二冊とも上巻(笑)

上巻のつぎも上巻、エンドレスな小説(笑)

いやいや、笑いこっちゃ無い。明日取り替えてこよう。











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